引き続き『建設業界ガイドブック2016』で建設業の概要を勉強しています。本日は建設業の中でも以下の業種について学びました。
■鉄筋工事業
鉄筋コンクリート造の建物には、コンクリートの中に骨組みとなる鉄筋が埋め込まれているんですね。建物が完成すると鉄筋はコンクリートに覆われて見えなくなりますが、ガイドブックには覆われる前の鉄筋が組まれている写真が載っているので工事の様子がよくわかりました。網の目状に整然と組まれた鉄筋は現代アートを見ているようです。
■ガス圧接工事業
防護メガネをかけて、ガス圧接機から出る炎をあてている姿が特徴的ですね。ガイドブックには載っていませんでしたが中心温度は1,300度にもなるそうです。それを読んで高いと思いましたがガスコンロの炎の温度も調べてみるとそれくらい、あるいはそれ以上あるようです・・・?
さらに調べてみると、ガス圧接では鉄筋を溶かしてくっつけているのではなく、熱を加えることで原子の運動を活発化させ、それを利用して接合していることがわかりました。
炎をあてているので溶かしているのかと思っていましたが新しい発見でした。鉄を溶かす必要がないので温度もそこまで高くなくて大丈夫ということなんですね。
ガイドブックによると鉄筋コンクリート建物の70%はガス圧接で施工されているとのことですが、残りの30%はどのよう方法が取られているのでしょうか・・・?いろいろ興味がわいてきます。
調べてみたい事もいろいろ出てきましたが本日は以上とさせていただきます。